志望動機

なぜ福祉を選んだのか

 大学は福祉系の学科を選択し、アルバイト先は特別養護老人ホーム(重度の人がいっぱいおる所)で働いてきた。そんな僕に対し、先輩、上司又は面接官が絶対に聞いてくことそれは、「なんで福祉選んだん?」 僕はいつも「昔から目が悪い祖父の手伝いをして、ありがとうと言われ嬉しかったと同時にやりがいを感じた。また世の中の困っている高齢者の手助けをしたいから」と答えている。もちろん間違ってはいない。しかしこれは完全な後付けの理由である。実際の理由は高校生の時に母と将来について話していたとき「あんた何になりたいん?」と聞かれ「今はまだわからへん」と答えた。すると母が「これからの時代高齢者増えるしあんた福祉の仕事しーや」と言われたのがきっかけである。サッカー選手になりたい。昔から憧れていた夢が成長と共にいつのまにか消えてゆき、何をしたらいいのかわからなくなっていた頃であった。優しくしてくれるお年寄りが好きということこもあり、その時から学校選び、就職活動は福祉に目を向けていった。

卒業してから

選んだ道

 四年間の大学生活を終え、僕が選んだ職業は福祉である。電車と原付バイクを2台使い、家から一時間かけて介護老人保険施設に通っている。この施設は病院から退院し社会復帰するために主にリハビリをしながら介護を受けられるという施設(たぶん...)である。軽度から重度、まだ若い人(自分のところは50代くらい)から高齢な人まで様々な人がいる。僕が所属している部署はデイケア(デイサービスのリハビリ多いやつ)であり、日帰りの人がリハビリ、介助、社会交流などを目的に毎日やってくる。僕の施設のデイは大規模で(たぶん)、一日平均90名の利用者がいる。体の状態に応じて週に一回から五回来る。デイの全体の利用者数はなんと300人以上だ、!!! ちなみに他の施設の平均人数はというと......調べてもでてこない...。とにかく多い!研修でも散々多いって言われたし!最初は覚える人数が多すぎて顔と名前が一致しない。やっと名前は覚えてもその方のADL(体の状態)や送迎ルートといった様なことを覚えなければならない。頭がこんがらがってこんがらがって天パのくせが強くなってきたが、アイロンでまっすぐなりだしてきて二年が経とうとする頃、このブログを書きはじめた。